はじめに

本書は、ネットワーク障害監視ソフトウェア「ThirdEye」のマニュアルです。ThirdEyeの各種設定や操作方法について説明します。

ThirdEyeについて

ThirdEyeは、小規模ネットワーク環境から大規模ネットワーク環境まで、幅広くご利用いただけるネットワーク障害監視ツールです。ThirdEyeでは、以下のことができます。

  • ポーリング監視(ICMP Ping、SNMPポーリング)
  • SNMPトラップ監視
  • しきい値監視
  • インシデント管理(重大度、ステータス、優先度、担当者、イベント集約)
  • ダッシュボード管理(統計情報のグラフ表示、ウィジェットのカスタマイズ)
  • インベントリ管理(表示のカスタマイズ、ソート、検索)
  • マップ管理(階層構造の設定、マップのツリー表示、インシデント通知、L2マップの自動描画)
  • 監視項目のセット・テンプレート登録
  • 統計情報のエクスポート
  • 非監視期間の設定
  • ターミナルプロキシによる証跡管理
  • インシデント更新時のEメール通知
  • プライベートMIBのコンパイル
  • コンフィギュレーションバックアップと世代管理
  • ネットワーク機器(ルータ/スイッチ/ファイアウォールなど)の設定変更
  • Syslog監視
機能EnterpriseSuite
アクション/通知機能インシデント
メール
コマンド実行
トラップ送信
ウェブフック(Mattermost / Slack / Teams / LINE WORKS / PagerDuty)
ジョブ実行×
コンフィグ管理コンフィグバックアップ
世代管理
比較
エクスポート
コンフィグ変更バルクチェンジ×
復元
変更ツール×
ドラフトコンフィグ×
ターミナルプロキシTelnet/SSH接続
操作履歴の保存
ダッシュボード追加
共有
ウィジェット
レポート
インシデント
EoL/EoS管理自動収集×
手動
ジョブ
コンプライアンス×
レポート
MIBコンパイル
Zero-touch (オプション)×

動作環境

ThirdEyeは、バーチャルアプライアンスとして提供され、以下のプラットフォームをサポートしています。

  • VMware ESXi (バージョン7.0以上)
  • Windows Hyper-V (Windows Server 2016以降)
  • Amazon Web Services
  • Nutanix AHV
  • Linux KVM
  • Microsoft Azure

ThirdEyeを使用するには、次の環境が必要です。

項目推奨デフォルト最小
ハードディスクHDD1: 2.5 GB
HDD2: 50 GB以上
HDD1: 2.5 GB
HDD2: 50 GB
HDD1: 2.5 GB
HDD2: 50 GB
HDDプロビジョニングシン または シックシン または シックシン または シック
メモリ8 GB 以上16 GB8 GB
CPU仮想CPU 8個(コア)以上仮想CPU 16個(コア)仮想CPU 4個(コア)

その他特記事項

HDDプロビジョニングタイプは、シン/シックのいずれのタイプもサポートされています。

■ブラウザ

  • Google Chrome(最新版)
  • Mozilla Firefox(最新版)
  • Microsoft Edge(最新版)

使用ポート一覧

ThirdEyeが通信に使用するポートを以下に示します。ファイアウォール経由でデバイスにアクセスする必要がある場合は、ファイアウォールの通信設定を変更し、必要なポートを解放してください。また、一部のプロトコルにおいて監視画面やプロトコル設定で使用するポート番号をユーザが変更することができます。変更した場合は、そのポートを開けるようにしてください。

機能プロトコルポートUDP/TCP通信方向
Zero-TouchDHCP67UDPThirdEye (←) 送信先
68UDPThirdEye (→) 送信先
HTTP80TCPThirdEye (←) 送信先
TFTP69UDPThirdEye (←) 送信先
ICMP--ThirdEye (←) 送信先
自動ディスカバリSSH, Telnet22,23TCPThirdEye (→) 送信先
SNMP161UDPThirdEye (→) 送信先
ICMP--ThirdEye (→) 送信先
設定の送信
(コンフィギュレーションの復元)SSH, Telnet22,23TCPThirdEye (→) 送信先
TFTP69UDPThirdEye (←) 送信先
FTP20, 21TCPThirdEye (←) 送信先
変更ツールによる設定SSH, Telnet22, 23TCPThirdEye (→) 送信先
Trap送信SNMP Trap162UDPThirdEye (→) 送信先
SNMP監視SNMP161UDPThirdEye (→) 送信先
Trap受信SNMP Trap162UDPThirdEye (←) 送信先
データベース監視PostgreSQL5432TCPThirdEye (→) 送信先
MySQL3306TCPThirdEye (→) 送信先
WMI監視HTTP, HTTPS5985, 5986TCPThirdEye (→) 送信先
リアルタイム変更検知Syslog514UDPThirdEye (←) 送信先
バックアップ*SSH, Telnet22, 23TCPThirdEye (→) 送信先
SNMP161UDPThirdEye (→) 送信先
TFTP69UDPThirdEye (←) 送信先
FTP20, 21TCPThirdEye (←) 送信先

* 使用するプロトコルの適切な設定は、使うデバイスの種類によります。

例えば、IOSデバイスの場合、「CLI (Telnet, SSH)のみ、あるいはCLIとTFTPの両方」など

機能プロトコルポートUDP/TCP通信方向
ターミナル
プロキシSSH2222TCPThirdEye (←) クライアントPC
SSH, Telnet22, 23TCPThirdEye (→) 送信先
WebターミナルHTTPS443TCPThirdEye (←) クライアント (GUI)
SSH, Telnet22, 23TCPThirdEye (→) 送信先
クライアントHTTPS443TCPThirdEye (←) クライアント (GUI)
外部認証機能LDAP389TCPThirdEye (→) 認証サーバ
RADIUS1812UDPThirdEye (→) 認証サーバ